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　大阪府と大阪市は、Ｐａｒｋ―ＰＦＩ手法を活用して公園を整備する難波宮跡公園北部ブロック整備運営事業者と南部ブロック管理運営事業者を募集する公募型プロポーザルを３月３日に公示する。募集要項は６月３日まで配布、７月下旬に事業者を選定する予定だ。２０５０年の難波宮跡遷都１４００年に向け、「難波宮跡附法円坂遺跡」の保存活用、歴史的な魅力があふれるイメージを体感できるような公園を整備し、難波宮跡全体を活用したにぎわいを創出する。南部ブロックは23年春に事業開始、北部ブロックは25年春の供用開始を目指す。
　難波宮跡公園の所在地は大阪市中央区馬場町。対象面積は北部が約２・３�f、南部が約11・６�f。
　Ｐ―ＰＦＩ事業の対象となる北部ブロックでは、インフォメーションセンターなどのハード整備の他、運営の提案を求める。基本計画によると、北部ブロックにはプロムナード機能、園路の他、西地区でインフォメーションセンター、テラスカフェ、解説板、駐車場、トイレ、中央・東地区で遺構表示、草地などの広場の整備を想定する。
　建築物は２階建て以下、建築面積は３２００平方�b以内。民間施設を除く造成、園路、植栽などの整備事業費として約６億円を見込む。
　委託期間は最長20年間となる。
　南部ブロックでは、維持管理の他、イベントなどの提案を求める。

提供：建通新聞社