君津富津広域下水道組合(君津市久保2―13―1、管理者・石井宏子君津市長)の2022年度予算は、収益的支出が対前年度当初比0・1%減の29億912万5000円、資本的支出が同37・8%増の11億5400万7000円となった。資本的支出の建設改良費は7億1632万円。君津富津終末処理場ストックマネジメント更新事業に22〜23年度の継続費10億400万円を設定し、汚泥脱水設備等の更新工事を実施する。事業は日本下水道事業団に委託する予定。
終末処理場のストックマネジメント更新事業については、22年度当初予算に3億9020万円(継続費分含む)を計上するとともに、国の補正予算を受けて8810万円を3月補正予算に計上。補正分と当初分を合わせ、事業費4億7830万円で実施する。
事業の内容は、汚泥脱水設備等更新のほか、沈砂池設備更新、自家発電設備・最初沈殿池設備・消毒設備・処理水再利用設備の更新に係る実施設計。
このほか、君津地区において中野・中富汚水枝線築造事業に1億2000万円を計上。開削工法によりφ200o・L682mを施工する。
22年度の業務予定量は▽水洗化人口5万3742人▽年間有収水量589万6980立方メートル▽1日平均有収水量1万6156立方メートル――など。