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日刊建設タイムズ社
2022/02/25

【千葉】小学校トイレに7.1億/配水場電気は2年2.4億円/野田市予算

 野田市は、3月1日開会の第1回定例議会に2022年度当初予算案を上程する。一般会計は前年度当初比4・3%増の531億7100万円で、過去最大となる。普通建設事業費は同10・4%減の41億2394万円。小学校トイレ改修事業に、21年度予算への前倒しを含め7億8730万円を確保している。岩木小学校トイレ改修工事には総額2億5740万円の2か年継続費を設定。水道事業会計では、桐ケ作配水場電気設備更新工事に、総額2億3914万円の2か年継続費を定めている。
 小学校トイレ改修事業では、東部小学校、柳沢小学校、岩木小学校に加え、23年度に予定していた七光台小学校と山崎小学校の工事を前倒して実施。さらに、25年度・26年度に工事を予定している木間ケ瀬小学校、二ツ塚小学校、宮崎小学校、川間小学校の設計を行う。
 岩木小学校トイレ改修工事の継続費の年割額は、22年度・23年度各1億2870万円。
 鈴木貫太郎記念館再建に向けた活動に30万円を措置。21年度に委嘱した再建専門委員とともに類似施設の視察や資金確保に関する情報収集などを行いながら、建設地、施設規模などの検討を進める。
 川間学童保育所について、小学校と国道を隔てて設置されており危険があることから、小学校の余裕教室に移転するため、設計を行う。
 野田市駅西土地区画整理事業に8億1070万円を計上。野田市駅前広場の整備を進め、年度内の供用開始を目指すとともに、都市計画道路野田市駅前線および野田市駅野田橋線の整備に支障となる物件補償を実施。
 愛宕駅東口駅前広場等整備事業に950万円を確保。23年度に予定する駅前広場工事に向け、現況測量および実施設計を行う。
 愛宕駅西口駅前広場等整備事業に1億3790万円を投入。排水施設工事を完了させるとともに、駅前広場の本工事に着手し、23年度の完成を目指す。
 関宿北部地区においては、工業団地整備について、業務代行方式による組合区画整理事業の実施に向け、地権者の理解を得ながら検討を推進していく。
 耐震性が不足している福田体育館の大規模改修を含む耐震補強等工事の実施設計を行う。
 あすなろ職業指導所および郷土博物館の耐震化の必要性を確認するため、耐震診断を行う。
 船形中央会館に関し、地元自治会から無償譲渡を受け、(仮称)多世代交流センターとして活用する。工事費は3142万7000円。22年度に改修工事を進め、23年度の開館を目指す。
 複合老人ホーム楽寿園個室化改修工事に5085万6000円を確保している。
 中野台中根線用地取得事業に、22〜36年度を期間とする限度額1724万3000円の債務負担行為を定めている。
 水道事業会計は、前年度比4・4%減の45億4174万7000円。内訳は、収益的支出30億6024万5000円、資本的支出14億8150万2000円。桐ケ作配水場電気設備更新工事の継続費の年割額は、22年度8250万円、23年度1億5664万円。また、中根配水場照明設備更新工事に、22〜24年度を期間とする限度額3940万円の債務負担行為を設定。資本的支出で、建設改良工事6億9964万4000円、拡張工事1億7435万円を盛り込んでいる。
 下水道事業会計は、前年度比1・2%減の57億3443万6000円。内訳は、収益的支出35億1687万6000円、資本的支出22億1756万円。資本的支出で、管路建設改良工事7億699万7000円を措置している。阿部沼雨水幹線整備には1億2100万円を計上しており、阿部沼第3号調整池築造工事などを行う。k_times_comをフォローしましょう
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