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　西日本高速道路会社は、徳島南部自動車道徳島ジャンクション（ＪＣＴ）〜徳島沖洲インターチェンジ（ＩＣ）の延長４・７�`を３月21日午後４時に開通する。徳島自動車道と徳島南部自動車道が接続し、徳島ＪＣＴから徳島津田ＩＣまでつながる。同社によると、周辺道路の渋滞緩和や災害時の緊急輸送路・避難場所の確保などが期待できるという。
　同区間に並行する国道11号と国道55号は慢性的に渋滞が発生しているが、今回の開通で、特に主要渋滞箇所になっている徳島本町交差点付近の渋滞が緩和される。
　防災面では、南海トラフ地震発生時の最大津波浸水深さの３〜４�bを上回る高さ５�bを確保。緊急輸送路だけでなく、盛土構造のため防波堤としての機能も持つ。供用中の徳島ＩＣ〜鳴門ＪＣＴは沿線市町と連携して高速道路区域を活用した津波避難場所を11カ所設けており、今回の区間には３カ所を新設している。
　また、マリンピア沖洲産業団地と直結することでの流通効率性向上、徳島小松島港沖洲（外）地区への直結による重要港湾との連携、救急医療支援、地域産業と観光活性化に効果を発揮する。
　桁橋のプレキャスト橋として世界最長級、コンクリート道路橋として日本最長級のＰＣ15径間連続箱桁橋「吉野川サンライズ大橋（橋長１６９６・５�b、有効幅員９・52�b。最大支間１３０�b）」も同区間に整備している。
　開通当日は午前10時から徳島沖洲ＩＣ西側広場で開通式典を開く。
提供：建通新聞社