七尾市は22日、一般会計346億3000万円(前年度比9・0%増)の2022年度当初予算案を発表した。主要事業では、市内公共施設のLED(発光ダイオード)化を推進する事業費として債務負担行為の限度額4億2168万円(23〜33年度)を設定した。
一般会計には、昨年2月に着工し23年度の供用開始を予定する新ごみ処理施設整備に50億5770万6000円、今年度の補正予算と合わせ一体的に工事を進める七尾東部中大規模改修に3億1893万4000円などを盛り込んだ。5特別会計と3公営企業会計を合わせた総額は、前年度と比べ5・9%増の676億7474万4000円となった。
一般会計9億9428万1000円(累計374億4088万8000円)の今年度3月補正予算案も発表した。和倉2号線道路改良事業3166万9000円、まちづくり整備基金積立金1億円などを計上した。
その他の当初予算の主要事業は次の通り。
▽空き店舗バンクの創設 300万円
▽中島学童野球場の電光スコアボードなど整備 1億1647万7000円(債務負担行為の歳出分)
▽私立保育園等施設整備に対する支援 1376万1000円 西湊こども園大規模修繕
▽田鶴浜小体育館屋根改修 3006万3000円
▽地域公共交通計画の策定 591万8000円
▽橋りょう長寿命化事業 7958万円
▽明治の館の保存 1105万4000円 主屋の茅葺き屋根(南面西側)改修等