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建通新聞社(神奈川)
2022/02/22

【神奈川】横浜市 市民病院解体は総合評価落札方式で

 横浜市は旧市民病院建物を除却するため2月22日、総合評価落札方式による一般競争入札「旧横浜市立市民病院解体工事」を公告した。WTO対象案件。入札参加資格は特定建設業許可を有する「解体」3者JVで代表構成員は経審の解体総合評定値1100点以上、第2位が同900点以上、第3位が同750点以上。それぞれ施工実績と技術者の専任配置が必要。
 3月4日まで参加申請を受け付け、4月4〜6日に入札する。開札は4月18日。
 旧市民病院の建物は8階建ての南棟や5階建ての東棟など7棟で、活性汚泥槽を含む延べ床面積は4万5399平方b。建築面積は9047平方b。除却建物の一部を再生材として埋め戻しに活用し、地下構造物は一部残置する。
 工期は2024年7月末まで。
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 旧市民病院は老朽化と狭隘(きょうあい)化が進んだため、20年5月、三ツ沢公園野球場と古河電工社宅の跡地に移転した。旧西病棟は新型コロナ軽症患者宿泊療養施設として活用していたが設備の老朽化が著しく、21年7月に廃止を決めた。
 所在地は保土ケ谷区岡沢町56、敷地面積は約2万0389平方b。 提供:建通新聞社