お知らせ
地方ニュース
滋賀産業新聞
2022/02/24
【滋賀】甲賀市 信楽保育・幼稚園の園舎新築
甲賀市は、計画している信楽保育園・幼稚園の園舎整備事業について、新年度当初予算案に2842万2000円を計上、予算が認められ次第、設計業務委託へと進めていく。
検討していた整備手法は、既存施設の改築ではなく新築を採用。現在使用していない信楽小学校のプールを解体し、そこに新園舎を建設する。このことから、市は来年度補正予算で小学校プール解体費を措置し、確保出来次第、解体工事を発注、並行して上述の設計業務を進めながら、23年度に園舎建築工事へと進めていく考えだ。なお、現園舎は24年度に解体する見通し。跡地利用は今後検討されていく。
同保育園・幼稚園は、信楽町江田969の敷地内にある、教育棟1棟（Ｓ造平屋建、1085平方㍍）を分割して使用しており、同棟が77年（昭和52年）に建設し築40年以上経過し、屋根・屋上や受配電・給排水設備や空調等の修繕が必要となっていることから、安全面も含め整備を計画、児童の安全・安心確保を第一とした教育施設整備方針を軸に、改築・新築の2案で検討した結果、新築を採用。建設地は、信楽小学校は同校内にあるプールを使用せず、可動式上屋を備える機能性の高い信楽中学校のプールを利用していることから、そこを解体し新園舎を建設する。
市の保育園・幼稚園の施設保有状況は、保育園が16園・幼稚園が1園・幼保一元化園4園―となっている。延べ床面積は計1万8259・9平方㍍で、建築後30年以上経過している建物が1万3126平方㍍で約70％の施設に対策が必要となっている。具体的な対策として、伴谷・岩上保育園等は閉園し、大野保育園、甲賀西保育園、土山保育園・土山幼稚園や甲賀西保育園南分園油日保育園は28年（令和10年）までに部分修繕を実施する。朝宮・雲井保育園は体力度調査を行い、耐震性の確認を行うと同時に施設老朽箇所・修繕必要箇所の把握に努めていく模様。
市は過年度に「甲賀市幼保施設長寿命化計画」を策定。今回の改築は同計画内に示されたもので、改築を行いより安心で安全な教育環境の提供が必要との判断から行うとしている。
提供：滋賀産業新聞
検討していた整備手法は、既存施設の改築ではなく新築を採用。現在使用していない信楽小学校のプールを解体し、そこに新園舎を建設する。このことから、市は来年度補正予算で小学校プール解体費を措置し、確保出来次第、解体工事を発注、並行して上述の設計業務を進めながら、23年度に園舎建築工事へと進めていく考えだ。なお、現園舎は24年度に解体する見通し。跡地利用は今後検討されていく。
同保育園・幼稚園は、信楽町江田969の敷地内にある、教育棟1棟（Ｓ造平屋建、1085平方㍍）を分割して使用しており、同棟が77年（昭和52年）に建設し築40年以上経過し、屋根・屋上や受配電・給排水設備や空調等の修繕が必要となっていることから、安全面も含め整備を計画、児童の安全・安心確保を第一とした教育施設整備方針を軸に、改築・新築の2案で検討した結果、新築を採用。建設地は、信楽小学校は同校内にあるプールを使用せず、可動式上屋を備える機能性の高い信楽中学校のプールを利用していることから、そこを解体し新園舎を建設する。
市の保育園・幼稚園の施設保有状況は、保育園が16園・幼稚園が1園・幼保一元化園4園―となっている。延べ床面積は計1万8259・9平方㍍で、建築後30年以上経過している建物が1万3126平方㍍で約70％の施設に対策が必要となっている。具体的な対策として、伴谷・岩上保育園等は閉園し、大野保育園、甲賀西保育園、土山保育園・土山幼稚園や甲賀西保育園南分園油日保育園は28年（令和10年）までに部分修繕を実施する。朝宮・雲井保育園は体力度調査を行い、耐震性の確認を行うと同時に施設老朽箇所・修繕必要箇所の把握に努めていく模様。
市は過年度に「甲賀市幼保施設長寿命化計画」を策定。今回の改築は同計画内に示されたもので、改築を行いより安心で安全な教育環境の提供が必要との判断から行うとしている。
提供：滋賀産業新聞
