さぬき市は2022年度の当初予算案を発表した。一般会計の総額は前年度比8・3%増の266億円を計上した。投資的経費には96・0%増の30億6160万円を盛り込み、長尾小学校の改築や長尾・志度公民館の移転新築に着手する。新型コロナウイルス感染症対応とともに、「第2次さぬき市総合計画中期基本計画」の主要施策と「第2期さぬき市まち・ひと・しごと創生総合戦略」に基づく人口減少対策≠ネどの重点施策に予算を投入する。
主な建設関係では、新規事業として移住体験ハウス整備事業に1139万円、旧恵利家住宅管理事業(保存工事)に2000万円、石田運動広場設備改修事業(屋外トイレ改修)に1225万円、環境エネルギー対策事業(再生可能エネルギー導入調査)に1000万円、学校給食事業(共同調理場施設整備計画策定)に745万円を計上した。
継続事業では、土地改良維持管理適正化事業(津田川頭首工改修)に3660万円、企業立地用地整備事業(下所運動公園用地造成)に1210万円、大串自然公園施設設備改修事業(中央広場トイレ改修)に2300万円、温泉施設設備修繕事業(ツインパルながお空調更新など)に2849万円を配分。橋梁長寿命化事業(6橋)に7400万円、道路橋梁修繕事業に2億7734万円、県補助・市単独道路新設改良事業(20路線)に2億0327万円、新開雨水排水ポンプ場改良事業に7150万円、津田バスストップ駐車場整備事業(津田SA駐車場整備など)に4000万円、市営住宅大規模改修事業(筒野団地など)に6860万円、消防屯所整備事業に6004万円を充てる。
長尾小学校改築事業は7億6680万円、公民館整備事業(志度・長尾公民館)は7億2346万円を計上した。いずれも23年度までを期間として長尾小学校は限度額11億5800万円、公民館整備事業は限度額11億1100万円の債務負担行為も設定する。
提供:建通新聞社