妙高市は、新図書館等複合施設の基本設計をまとめ、15日開催の市議会全員協議会で示した。2023年度の着工を目指す考えだ。
今年秋ごろの着工に向け、22年度当初予算案に3カ年分の継続費を盛り込む想定だったが、建築資材価格高騰や資材不足の影響を踏まえて延期した。ただし、現時点で供用開始やいきいきプラザ解体工事の時期は25年度で変更はなく、全体オープンは26年度とする。
建設規模はRC一部S造3階建て延べ2840平方メートル(建築面積1068平方メートル)。1階は「子育てスペース(プレイルーム)」および「市民交流スペース(みんなの広場)」として多目的ルームやプレイルームなど、2階は「学習・市民活動スペース(創造の場)」として学習室やテレビ会議スペース、閉架書庫など、3階は「図書館スペース(知の拠点)」として一般開架、閲覧スペースなどを配置した。駐車場は一般区画が57台、おもいやり区画3台、駐輪場41台となる。場所は市役所前交差点脇の区画(市役所向かいの敷地面積4290平方メートル)。
概算事業費(本体工事)は基本設計時点で17億5000万円(税込み)を想定。基本・実施設計は佐藤総合計画が担当。