トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

日刊建設タイムズ社
2022/02/21

【千葉】管路更新に3年5億/東部地区中学校設計に債務/銚子市予算

 銚子市は、24日開会の3月定例議会に2022年度当初予算案を上程する。水道事業会計で、基幹管路更新事業・第1工区に総額4億9500万円の3か年継続費、遠方監視制御設備更新事業に総額2億1395万円の2か年継続費を設定。一般会計では、一般廃棄物最終処分場最終覆土等整備事業に総額1億153万円の2か年継続費を定めている。また、(仮称)東部地区中学校校舎等建築設計業務委託に、22〜23年度を期間とする限度額1億1280万5000円の債務負担行為を設定している。
 一般会計は前年度比9・7%増の238億6700万円。このうち、普通建設事業費は、同45・7%増の14億9872万2000円。
 一般廃棄物最終処分場最終覆土等整備事業では、20年度末に埋め立てを終了した一般廃棄物最終処分場について、おおむね50cm以上の最終覆土により開口部を閉鎖するほか、排水設備の設置などを行い廃棄物の飛散・流出・悪臭発散を防止する。
 継続費の年割額は22年度5280万円、23年度4873万円。22年度の主な内容は、盛土工8170u、不陸整生工1万6340u、側溝工379u、管渠工67m、集水桝設置工7基、法面工。早期の施設廃止を目指すほか、跡地利用を検討する。
 27年4月の(仮称)東部地区中学校開校に向け、プロポーザル方式により事業者を選定し、校舎の建築設計業務に着手する。
 市営住宅集約経費として798万4000円を計上。入居者が点在している団地を集約化するもので、三崎団地市営住宅を対象として22年度に現況測量、23年度には確定測量を実施する予定。跡地については、他の公共用地としての利活用や売却などを検討する。
 そのほか、SRF工法(包帯補強)による庁舎耐震補強工事1億6610万円、市道改良整備経費1億円、滑川護岸大規模改修工事および8河川しゅん渫1億21万5000円、春日小学校普通・特別教室棟および管理棟大規模改修工事1億5502万3000円、体育館外壁・建具改修1億613万2000円を盛り込んでいる。
 水道事業会計は、同2・7%減の33億5300万円。基幹管路更新事業・第1工区の継続費の年割額は、22年度1億7600万円、23年度2億7500万円、24年度4400万円。遠方監視制御設備更新事業の継続費の年割額は、22年度6840万9000円、23年度1億4554万1000円。資本的支出の建設改良費で、浄水施設整備1億1003万3000円、配水施設整備7億4251万5000円を措置している。
 下水道事業会計は、同1・5%減の27億6300万円。資本的支出の建設改良費で、下水道管路整備事業6292万1000円、芦崎終末処理場改築更新工事(汚泥貯留槽など更新)7700万円を計上。
 病院事業会計は、同92・2%増の12億3800万円。資本的支出の建設改良費で、建物等工事9891万8000円を確保。B棟外壁改修、エレベーター更新、非常用自家発電設備一部更新などを行う。k_times_comをフォローしましょう
times