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建通新聞社(岡山)
2022/02/18

【岡山】岡山市 2022年度当初予算案 普通建設事業費3・5l増の495億9700万円

  岡山市は2月14日、2022年度当初予算案を発表した。一般会計が前年度比2・6%増の3529億4700万円で、6年連続で過去最大の規模となった。特別会計は1・6%増の1959億4600万円、事業会計は1・5%増の773億9400万円。一般会計の普通建設事業費は岡山芸術創造劇場整備費の増加などにより3・5%増の495億9700万円となった。
 事業会計を含む予算案のうち水道施設・管路耐震化等更新事業には86億7500万円を計上、激甚化する災害に備えた施設の強靭化と計画的な更新を図る。
 下水道施設の耐震化・再構築事業には38億4300万円を投入し、岡南ポンプ場、旭西排水センター、金岡ポンプ場の設備更新と耐震化、笹ケ瀬ポンプ場、天瀬ポンプ場の設備更新、緊急輸送道路下のマンホール浮上防止対策工事、旭西処理区の管渠改築工事などを進める。
 また、下水道・河川等による浸水対策事業には36億1300万円を充て、今保・白石ポンプ場建設工事、浦安11号幹線1工区雨水管築造工事、既存ストックの活用、機能保全強化などに取り組む。
 主な予算案の内訳は、中小企業デジタル化推進事業に7200万円、歩いて楽しいまちなかの回遊性向上とにぎわいづくりに2億0400万円、下石井公園の魅力向上事業に3800万円、岡山駅前広場への路面電車乗り入れ整備事業に6億1200万円、市街地再開発事業促進に34億円、岡山西部総合公園整備事業に7700万円、バリアフリー推進事業に3000万円、自転車先進都市の推進に1億7400万円。
 道路ネットワークの充実・強化に36億7400万円、緑のボリュームアップに6400万円、快適な住環境整備に9億7100万円、瀬戸内市新火葬場整備事業に1億6800万円、岡山城の魅力アップに11億0300万円、高松城址公園の魅力向上事業に200万円、岡山芸術創造劇場ハレノワ整備に136億2800万円、地元経済界や岡山シーガルズから要望が出ている多目的屋内施設(アリーナ)建設に関する基礎調査に500万円を盛り込んだ。
 子育て環境の施設整備推進事業に11億4600万円、夜間中学設立準備検討事業に100万円、GIGAスクール構想によるICT活用支援事業に2億6100万円、新岡山学校給食センター整備事業に1億5800万円、山南学園整備事業に1億3600万円、公民館整備事業に5400万円、学校空調設備(特別教室)に関する基礎調査に200万円を投入する。
 DX(デジタルトランスフォーメーション)を活用した防災力の強化事業に1600万円、下水道・河川等による浸水対策事業に36億1300万円、新庁舎整備事業に5億4400万円、道路施設の長寿命化事業に14億6400万円、用水路等転落防止対策事業に2億1000万円、がけ地近接等危険住宅移転事業に2500万円、水道施設・管路耐震化等更新事業に86億7500万円、下水道施設の耐震化・再構築(リノベーション)事業に38億4300万円を計上。
 消防署所適正配置事業に800万円。水難救助訓練施設整備事業に2400万円、防犯灯設置支援事業3000万円、道路照明灯LED化事業に6300万円、ごみ処理広域化処理施設整備・運営事業に13億7800万円を配分する。

提供:建通新聞社