高岡市上下水道局は、上下水道ビジョンの見直し案を公表した。
計画期間(2017年度〜26年度)の前期5年間が終了することから事業評価を行うとともに、22年度からの後期5年間の取り組みを示している。
主な取り組みは次の通り。
▽水道施設の計画的な整備
・鉛給水管の更新 老朽管更新工事や他の公共関連工事と連携を図り、26年度末までに鉛給水管を解消
・水道管路の整備 民間開発行為、区画整理事業、その他公共関連事業
・水道未普及地域の整備
・工業用水道施設の整備 22年度=高圧気中開閉器更新、24年度=配水ポンプ更新
・水道施設の長寿命化 ドローンを活用した施設の維持管理
▽水道施設の耐震化
・基幹施設の耐震化 25年度=国吉配水場管理室耐震化、26年度=中田配水場管理室耐震化
・基幹管路の更新 22年度〜24年度=庄川幹線、国吉配水場内小矢部川幹線、22年度〜25年度=伏木配水場への送水管、25年度〜26年度=中田配水場への送水管
▽下水道施設の計画的な整備
・下水道未普及地域の解消 合併処理浄化槽を含めた効率的な整備
・施設・管渠の更新 布設後50年以上経過した中心市街地の延長約80キロのうち、50キロは調査を完了し順次改築、残り30キロおよび市街地周辺地区の調査、処理場・ポンプ場の改築(22年度〜23年度=大井雨水ポンプ場改築など)
・雨水幹線等の整備 22年度〜24年度=蓮花寺雨水幹線整備工事など
▽下水道施設の耐震化
・施設の耐震化 浄化センターおよびポンプ場土木構造物の耐震診断・耐震化
・管渠の更新・耐震化 半世紀以上経過する市内中心部における老朽管渠の管更生工事
・施設の耐水化 22年度〜23年度 木津汚水中継ポンプ場、22年度〜25年度=四屋浄化センター
・電力使用量の抑制 22年度〜24年度 照明器具LED化工事(伏木浄化センター、松太枝浜浄化センターなど)、22年度〜26年度=ポンプ改築のよる省電力化