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建通新聞社
2022/02/16

【大阪】門真市 生涯学習複合施設基本設計の候補者を特定 早ければ22年度第4四半期にDB事業者を選定

 門真市は、(仮称)門真市立生涯学習複合施設基本設計業務のプロポーザルを実施し、遠藤克彦建築研究所(東京都港区)を受注候補者に特定した。業務内容は主に基本設計、設計モニタリング、工事監理など。9月30日までに基本設計を終えた後、順調に進めば12月補正予算で事業費を確保し、2022年度第4四半期に設計施工一括発注(DB方式)で事業者を選定する見通しだ。
 事業用地は門真市幸福町11の敷地約3000平方b。施設の規模は4階建て延べ約6000平方bとしており、構造は基本設計で決定する。
 複合施設には、新門真市立図書館と新門真市立文化会館が入居。フロアの構成イメージは、▽1階に文化会館と付帯スペース、総合カウンター、図書スペース▽2階に文化会館貸館スペース、文学・新聞・一般図書スペース▽3階に文化会館学習スペース、専門図書スペース▽4階に子ども向け図書スペース、文化会館イベント・遊び場スペース―としている。
 同複合施設の整備は、京阪古川橋駅の北側に位置する旧第一中学校跡地の活用とその周辺の密集市街地解消を目的として進めている「住宅市街地総合事業」と「土地区画整理事業」の一環として実施。市が複合施設と交流広場の整備を担当し、その他の市有地を高層住宅、商業、サービスなどのゾーンとして民間事業者による活用を想定している。

提供:建通新聞社