山武郡市広域水道企業団(東金市家徳361―8、企業長・松下浩明山武市長)の2022年度予算は、収益的支出が対前年度比3・6%増の50億5651万9000円、資本的支出が同11・8%増の24億4457万円となった。資本的支出のうち、建設改良費は同12・2%増の23億5902万9000円。東金配水場場内連絡管更新工事に12億5510万円、東金配水場電気設備更新工事に6億6000万円の3か年継続費をそれぞれ設定した。
予算の編成にあたっては、水道施設の維持管理や更新、災害に備えた耐震化対策など「中長期経営プラン2016」に掲げた事業を着実に推進し、基本理念である「次世代へつなぐ強靭で安心な水道」の実現を目指すこととした。
主要事業では、15億1700万8000円で配水管改良事業7585mを実施するとともに、6457万8000円で配水管布設・移設事業297mを行う。また、5億2030万円で東金配水場の場内整備工事と電気設備改修工事を実施する。
22年度の業務予定量は給水戸数6万6210戸、年間総給水量1834万立方メートル、1日平均給水量5万247立方メートル。