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　国土交通省徳島河川国道事務所は、吉野川左岸の「宮岡箇所」（東みよし町足代）の事業化に先立ち、「令和３―４年度宮岡地区堤防詳細設計外業務」を四国建設コンサルタント（徳島市）に委託した。延長約９００�bの区間について堤防護岸の詳細設計を行う。履行期間は７月29日まで。
　事業予定箇所は、三三大橋のほぼ下流と徳島自動車道の東側。大半が農地で、一部建物がある区域。法面排水補強、ボックスカルバート処理、浸透流解析、地盤解析、迂回（うかい）路整備に伴う設計や検討業務を進める
　吉野川水系河川整備計画によると、吉野川の堤防整備は、中流の岩津から下流側で大半を完了しているものの、岩津から上流（池田〜岩津）には未整備区間が残る。計画では、吉野川左岸で脇町第三箇所、宮岡箇所、昼間箇所、箸蔵箇所を、吉野川右岸で半田箇所、毛田箇所、井川箇所、池田箇所の堤防整備を順次進める。
提供：建通新聞社