氷見市は、2022年度当初予算案に中央町のいきいき元気館敷地内で計画する公立認定こども園整備事業として6億1660万2000円を計上した。建築本体、外構工事を施工して23年3月の竣工を目指す。
建設規模はW造平屋一部2階建て、延べ床面積953平方メートル(建築面積908平方メートル)。園舎中央に遊戯室を置き、外周部に保育室4室(2―5歳)、職員室・保健室、病児保育室、延長保育室、ほふく室、乳児室、調理室などを設ける。建物は県産材を多用し、温かみを感じさせる空間を創出する。
園庭は運動量や遊びの質の違いを考慮し、建物の南北に分けて設置され、合計573平方メートルを確保する。敷地面積は約2630平方メートル。
同園は老朽化が著しい新町保育園を再編し、近隣の元気館で移転新築される。定員は60人。23年4月の開園を予定する。
実施設計は、シオ建築設計事務所(同市伊勢大町)が担当。委託期間は今月28日まで。