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建通新聞社(中部)
2022/02/04

【三重】四日市市 2022年度当初予算案は一般会計1309億円余

 四日市市は、高花平小学校改築工事費や温水プール改築基本設計費などを盛り込んだ2022年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度比8・1%増の1309億2000万円で、普通建設事業費は30・4%増の200億1430万円となった。四日市病院事業会計では、総額31億1300万円となる病院施設大規模改修工事費を含む債務負担行為を設定した。一般会計、特別会計、企業会計などを合わせた総額は3・4%増の2756億5610万円。
 高花平小改築整備事業に5億3540万円を充て、鉄筋コンクリート造4階建て延べ4360平方bの新校舎建設などに着手し、22〜23年度で整備を進める。温水プール整備では、既設温水プールの改築に向けて基本設計・地質調査に2680万円を付けた。23年度に実施設計、24〜25年度に工事を計画する。
 四日市病院大規模改修事業では、工事費や工事監理費など2億2380万円を計上し、内装、電気設備、機械設備などの老朽化対策工事に着手する。22〜26年度で施設を供用しながら整備を進める。
 文化会館整備では、給排水管改修設計、空調設備・発電機更新設計、消防設備更新設計に合わせて9822万円を配分し、24〜25年度の工事実施に備える。市庁舎電算マシン用非常用発電機更新工事では、22〜23年度を期間とする債務負担行為として限度額1億0205万円を設定した。
 介護予防など拠点施設整備では、中央老人福祉センターの改修工事を行い、介護予防と認知症の人・家族を支援する拠点施設とするため、空調設備更新工事、外壁・屋上防水改修工事、トイレ・内装改修工事などに合わせて2億4500万円を充てた。
 道路事業は、西阿倉川62号線、赤堀小生線、霞ケ浦垂坂線、三重橋垂坂線他の産業支援・生活拠点道路整備事業費(交差点改良)に4億0122万円、小杉新町2号線、泊小古曽線、曽井尾平線の防災・安全社会資本整備交付金事業費(道路)に3億2500万円を配分。垂坂1号線・中村垂坂線道路改良では、工事に7100万円を計上するとともに、別途、22〜23年度を期間とする債務負担行為として限度額1億9000万円を設定した。
 この他、市庁舎北館照明器具LED化工事に3690万円、市庁舎高架水槽他更新工事に5610万円、水沢もみじ谷周辺整備手摺り設置・安全柵改修整備に1068万円、市営住宅三重28号棟のエレベーター・スロープ設置工事などに2億0184万円、北消防署北西出張所実施設計に1596万円、防災教育センター改修実施設計に1510万円を計上した。

提供:建通新聞社