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　福井市は、安田町で計画する「フットボールセンター整備事業」について、２０２３年１２月の完成を目指し、２２年度から工事に取り掛かる構えだ。２カ年での整備が見込まれている。
　計画によると、この事業では、福井市スポーツ公園サッカー場・ラグビー場を改修し、人工芝グラウンド、クラブハウス、ナイター照明、観客席兼シェルターを備えたフットボールセンターを整備する。
　２１年５月にはフットボールセンター基本設計・実施設計業務委託（公園基本設計、建築基本設計、公園実施設計）を第一コンサルに、１０月にはクラブハウス新築工事実施設計業務委託（想定規模Ｗ造２階建て延べ６７２平方メートル）をえとう建築設計監理にそれぞれ落札している。ともに委託期間は３月中旬まで。
　管理運営時に導入予定の指定管理者制度に向けたサウンディング型市場調査の募集要項（昨年６月公表）に盛り込まれた施設概要によると、まず人工芝グラウンドは、サッカーコート２面、フットサルコート４面（サッカー大会時のアップエリア兼用）。
　クラブハウスについては、管理室や選手控室（８室）、シャワールーム（４室）、トイレ、器具庫、大会議室（２室）で構成。
　ナイター照明はサッカーコート２面分＋フットサルコート４面分を整備。観覧席兼シェルターに関しては、サッカーコート１面当たり２カ所の計４カ所とし、１カ所あたり約３００人を収容するとしていた。