大阪府立病院機構大阪母子医療センターは、同センターの建て替えで基本計画策定支援業務の公募型プロポーザルを公示した。参加申請は2月10日まで、提案書は2月21日〜3月7日に受け付け、3月23日にプレゼンテーションとヒアリング審査を行い、最優秀提案者を選定する。委託契約上限額は4485万8000円(税込み)。
新センター(新病棟、新研究棟)の規模は現在と同程度か縮小する予定で、センターの運営を維持しながら現地で建て替える。
今回の業務で、センター全体の基本方針の策定(部門配置計画の作成支援、設計与条件の整理、事業手法・発注方式・契約方式の整理検討など)、施設整備計画の作成(整備方針の策定、諸室規模の算定、建物配置計画の考え方、構造計画の検討、建築設備計画の検討、建築計画の検討)、新病院設計着手以後の想定スケジュールの作成、建築コスト算出、部門別運用計画の策定支援、基本設計事業者選定支援などを行う。
業務期間は4月1日〜2023年3月31日。
順調にいけば23年度に基本設計、24年度に実施設計を行い、25〜27年度に工事を行う予定だ。
現在の本館は鉄筋コンクリート造地下1階地上5階建て延べ3万2620平方b、18年4月1日現在の許可病床数は375床。この他の既存施設には、研究所(鉄筋コンクリート造5階建て延べ2877平方b)、付属機械棟(同造582平方b)、託児所(同造平屋198平方b)、センター別館(同造2階建て延べ890平方b)などがある。
所在地は和泉市室堂町840。
提供:建通新聞社