建通新聞社(神奈川)
2022/02/02
【神奈川】川崎市 中小の人材確保支援へ
川崎市は「令和4年度市内中小企業等の多様な人材確保・活躍支援業務」の委託先を選定するため、公募型プロポーザルの手続きを開始した。市内中小企業などの慢性的な人手不足の解消や若者、女性、高齢者、就職氷河期世代など多様な人材の確保などを推進するとともに、新型コロナウイルス感染症の影響による雇用情勢などの変化に応じた効果的な就業支援を行うもの。履行期間は2023年3月24日まで。概算金額は1824万5700円(税込み)を上限とする。参加意向申出書を2月10日まで受け付け、2月28日に選定結果を通知する。
公募型企画提案方式による書類審査、提案審査を実施し委託先を選定する。参加者の資格要件は、市の有資格業者名簿において、委託の業種「その他業務」、種目「その他」に登録申請していることなど。
業務内容は、@求職者のニーズに沿った市内中小企業などの魅力発信A市内中小企業などのインターンシップ促進B市内中小企業と求職者とのマッチング機会の創出C合同企業就職説明会などの実施―など。学校との連携では、川崎市内や周辺の学校など2校以上開拓し、学校と連携して企業の魅力を直接発信するとともに学生と交流を図る機会を4回程度実施する。受注者は、学校などとの調整、コーディネート、企画、運営、および資料調製など実施に際して必要な業務を行う。
また、インターンシップの受け入れを行う市内中小企業などと、インターンシップへの参加に関心のある求職者などのマッチングイベントを開催する。開催に際しては、必要に応じて、参加者向けガイダンスや個別相談等のフォローを実施し、事業効果が高まるような工夫をする。 提供:建通新聞社