県東部農林事務所が進めている3地区の県営ほ場整備事業に2億円のゼロ国債が認められた。八頭町の山上地区は今年度後半に調達公告を予定しているほか、船岡と山根地区については今年夏までに発注する。
ゼロ国債が認められた整備は、鳥取市青谷町の山根地区、八頭町船岡地区、同町の山上地区で、山根と船岡については整備が終盤に入っており、事業の完了に向けて工事を進める。
規模の大きい山上地区は、同町山上、上峰寺地区などの農地40fを対象に今年度から工事が本格化。総事業費は6億4000万円を見込んでいる。現在整備を進めている農地は、同町山上地区の谷間部分を対象にした約3f。今後は、県道が走る西側のエリア7fの区画整理と約3000bの暗渠排水などを3月に入札する予定。概算工事費は9400万円を見込んでいる。
また、船岡地区の大江2工区は1・9f、山根地区4工区は1・3fの区画整理工事を22年度前半の発注を計画。一方、委託業務は山上地区と山根地区は工損調査を今夏までに発注する考え。
日刊建設工業新聞