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建設新聞社
2022/02/01

【東北・福島】63.5億で竹中土木/国道121号湯野上2号トンネル

 東北地方整備局はWTO対象・国道121号湯野上2号トンネル工事の施工者を選定した結果、1落の63億5000万円で竹中土木に決定した。
 一般競争入札・総合評価落札方式・技術評価S型を適用し1月19日に開札。同社のほか佐藤工業、不動テトラ・アイサワ工業JV、西松建設・奥村組JV、三井住友建設・岩田地崎建設JV、東急建設・矢作建設工業JV、大成建設、戸田建設、東亜建設工業、大林組、鹿島が参加。前田建設工業、安藤ハザマ・日本国土開発JV、錢高組の3者が無効だった。
 国道121号湯野上バイパス事業の一環として福島県下郷町陦〜白岩地内に整備する湯野上2号トンネルは延長2579bのNATMトンネル。今回はこのうち終点側から1936b分を発注する。工期は2024年9月9日まで。
 残る起点側の643bは今回の工事が完了する時点で落札者と随意契約を行う予定。
 国道121号湯野上バイパスは、下郷町高陦から南会津郡下郷町塩生に至る延長8・3`bの地域高規格道路。12年度から国が直轄権限代行事業として整備を進めている。総事業費は約240億円、25年度の開通を目指している。

 提供:建設新聞社