国土交通省岐阜国道事務所は、飛水峡街道(国道41号上麻生防災)整備事業で、1号橋の詳細設計をセントラルコンサルタント中部支社(名古屋市中区)に、2号橋の詳細設計を協和設計名古屋支店(名古屋市中区)に委託し、5月31日の履行期間で橋梁詳細や事業工程などをまとめる。工事の発注時期は未定としている。今回の委託で同事業の橋梁詳細設計は全て委託した。
想定では、1号橋の橋長200bで形式は鋼単純非合成箱桁橋と鋼単純下路式ニールセンローゼ橋、2号橋の橋長194bで形式は鋼単純下路式ニールセンローゼ橋と鋼単純非合成箱桁橋を新設する。
今回設計委託した以外の橋梁は、3号橋が橋長158bで形式はRC2径間連続箱桁橋で、詳細設計を協和設計名古屋支店が担当した。4号橋は橋長115bで形式は鋼単純トラスドランガー桁橋で、詳細設計をオリエンタルコンサルタンツ中部支社(名古屋市中村区)が2021年度内にまとめる。
同事業は、飛騨川バス転落事故の発生現場を含む落石や崩壊の危険度が高い七宗町川並から白川町河岐までの約6・2`区間の安全対策として、3カ所のトンネルや4カ所の橋梁で一部道路を改良しながらバイパス化する。
3カ所整備するトンネルは、1号が延長約480b、2号が延長約500b、3号が延長約200bを想定している。
1号トンネルの予備設計はセントラルコンサルタント中部支社(名古屋市中区)が22年11月30日の履行期間でまとめる。
また事業区間の道路詳細設計などは東京建設コンサルタント中部支社(名古屋市中区)が2月28日の履行期間でまとめる。
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建通新聞社