岡山県は、2021年度が最終年度となっている水島コンビナート特区計画について、引き続き特定経路上での車両重量規制の緩和などの特例措置を企業が活用し、新たな特例措置に関する提案ができるように22年度から26年度までの計画を策定し、特区を継続する方針。
新計画では、高度な企業間連携による高効率・省資源型コンビナートの構築、水島港の物流機能の強化、国内重要製造拠点(マザー工場)化を目指す。水島地区の新規立地企業の計画期間中の投資額を1000億円とするなどの数値目標を掲げ、水島港ハイパーロジスティックス港湾戦略として、大型船に対応した航路の増深などのハード整備を行う。内閣府へ新計画案を提出、国による審査を経て、4月に新計画をスタートさせる。
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提供:建通新聞社」