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　輪島市は２８日、一般会計１９１億８０００万円の２０２２年度当初予算案を発表した。３月に任期満了に伴う市長選を控えているため経常経費や継続事業を中心とした「骨格予算」編成となり、２１年度当初予算に比べ６・８％減少した。第２次市総合計画の後期５カ年の実現に向けた施策などを盛り込んでいる。
　一般会計に６特別会計と３企業会計を合わせた予算総額は、前年度比３・１％減の３６８億５４３２万円。投資的経費は、本庁舎や都市計画道路本町宅田線（都市再構築戦略事業）、合葬式墓所整備など大型事業の完了に伴い、同５４・５％減の９億３４０７万８０００円となった。
　主要事業の詳細は次の通り。
▽除雪機械オペレーター育成支援事業費　２００万円
▽道路橋梁維持費　５０００万円
▽道路橋梁定期点検事業費　３０００万円
▽道路橋梁整備事業費　１億８７３２万５０００円　市道側溝、舗装整備等
▽道路災害防除事業費　５１７５万円　落石、法面崩壊防除対策
▽橋梁長寿命化対策事業費　３２０８万５０００円
▽河川災害防止対策事業費　３０００万円　緊急河道掘削
▽立地適正化計画見直し事業費　６００万円
▽ＩｏＴ活用推進モデル事業　４３８万６０００円　水道スマートメーター導入
▽水道管路耐震化事業　１億２１００万円
▽遠方監視装置更新事業　２９００万円
▽町野浄水場機器更新事業　６１０５万円　膜ろ過ユニット更新等
▽地原浄水場改良事業　１６２０万円
▽浄化センター更新事業　１億８３００万円
▽汚泥処理棟脱臭設備更新事業　３６００万円
▽幹線管渠築造事業　９８７０万円
▽漁業集落排水機能強化対策事業　３６５０万円
▽漁港改修事業費　１３００万円
▽市立輪島病院医療用施設整備事業　３４７０万円