2021年度の2回目となる福井県公共工事入札監視委員会(藤井健夫委員長)が26日、県庁で開かれた。新型コロナウイルス感染症に配慮し、委員長以外のメンバー4氏は、初めてのオンライン参加となった。
藤井委員長は冒頭挨拶の中で、建設業の重要性について「社会資本を整備し、維持管理する。災害に強い県土づくりを担っている」などと強調した。
総括表によると、21年度の4月から、9月末までの工事契約は計870件、測量業務等は計377件だった。
委員から、随意契約が多くなった理由を質され、豪雨災害など復旧工事対応のため、と説明し了解を得た。
このほか、抽出案件5件(敦賀港湾事務所担当の港湾整備工事2−26鞠山南、制限付き一般競争入札・事後審査型など)、談合情報など対応2件(県国際交流会館漏水対策工事など)も説明し、了解を得ている。