高知県住宅供給公社は、2022年度の県営住宅など年間修繕業務の一般競争入札を1月28日に公告した。同公社が管理している県営住宅、県職員住宅、県教職員住宅、公社特定優良賃貸住宅があるエリアをA区分(1工区から15工区)、B区分(16工区から27工区)に分割し、建築工事、管工事、電気工事の修繕に関して業者を指定し業務を依頼する。指定期間は4月1日から23年3月31日まで。
資格要件については、21年度高知県建設工事競争入札参加資格を有し、各工区内の市町村に本社または本店を置くこと。A区分の建築一式工事では格付け等級を問わない。B区分は、建築工事、管工事、電気工事の各部門に分かれており、管工事と電気工事の格付け等級は問わないが、建築工事はA、BまたはC等級に格付けされていることを求める。21年度の完成工事高が100万円以上であることも条件とする。
B工区では、従来と異なり同一部門の複数の工区への重複申請を可能とした。合わせて管工事と電気工事も建築工事と同様に4工区に細分化した。資格要件を満たす部門が複数ある場合は、それぞれの部門への重複申請もできる。またA区分とB区分の建築工事に申請する者は、常勤者の中に1人以上、1級建築士か1級建築施工管理技士、2級建築士、2級建築施工管理技士の有資格者の配置を求める。
参加資格確認申請書の提出期限は2月15日までで、高知県住宅供給公社管理課まで郵送(同日消印有効)または持参で提出する。入札受付期間は2月24日から3月1日まで。参加者は入札書を郵送用封筒に入れて封をし、封筒の表に「入札書在中」と朱書きして、郵送(3月1日消印有効)または直接持参で提出する。開札は3月4日午前10時から、トップワン四国1階の第二ホールで行う。
21年度の管理予定戸数は、県営住宅4123戸、県職員住宅636戸、県教職員住宅511戸、特優賃住宅34戸の計5304戸。
提供:建通新聞社