国道178号岩美道路の建設を巡り、浦富高架橋(岩美町浦富、872b)橋面工の設計図書が26日までに本庁に届いた。年度末最大の工事は3億6000万円規模。県土整備部は内容を精査後、2月中旬に公告する。調達条件は「土木一般」と「アスファルト」JVとなりそう。
大型構造物の浦富高架橋は、浦富ICから東側のJR山陰本線にかけて延長872bを6タイプの橋梁でつなぐ連続高架橋。
今回発注する工事は、高架橋の最終工となるもので、施工延長は高架橋を含めJRから「牧谷トンネル」までの間1072b。橋面防水工1万2000平方bや舗装工1万2000平方bをはじめ、伸縮装置工112・9b、地覆壁高欄工410立方bを施工して仕上げる。工期12月15日まで。
同部は「これから設計内容の精査に入る」(道路建設課)と話しており、2月中旬の調達公告を目指す。
発注にあたっては「土木一般A級」と「アスファルトA級」JVの施工分担方式が想定されそう。JV代表者の土木A級には、格付け点数1260点以上と同種工事実績を求める。2月公告後、簡易評価型総合評価を適用して3月初めまでに開札する。
日刊建設工業新聞