ラサール不動産(東京都千代田区)など3社は、中村区岩塚町に建設するマルチテナント型物流施設「ロジポート名古屋」について、1月26日に地鎮祭を行ったと発表した。2月1日から着工する。同施設は延べ約35万平方bで、東海エリア最大の物流施設となるという。
具体的な規模は鉄筋コンクリート一部鉄骨造4階建て延べ35万5109平方bで、制震構造を採用。ランプウェイを2基設置し、各階に着車できる構造とする。また、AIによる車両管制システムや電気自動車の充電スタンドを整備。さらに、全館LEDで省エネ対策をする他、雨水の再利用や太陽光発電設備を設置して環境に配慮することで、名古屋市のCASBEEのSランクを取得する見込みだ。
建設地は中村区岩塚町字高道1他の敷地15万7042平方b。名古屋高速5号万場線の烏森インターチェンジから約2・2`に位置する。同地は三菱重工業岩塚工場の跡地。
設計監理監修は日立建設設計(東京都千代田区)、設計施工は清水建設(東京都中央区)が担当する。
ラサール不動産以外の事業者は、東急不動産(東京都渋谷区)とNIPPO(東京都中央区)。建設工事の施主は、3社が出資する特定目的会社、名古屋プロパティーとなっている。
提供:建通新聞社