富山県土木部は、道路総合交付金事業の一般国道304号道路改良(現道拡幅)に総事業費13億7000万円を投じ、拡幅改良に取り組む。国に対し2022年度の新規採択を要望している。
事業内容は、南砺市荒木地内の福光駅前交差点から市道福光吉江線交差点まで延長470メートル区間を対象に、幅員を6・5メートルから16メートルに拡幅するもの。採択を受ければ22年度に着手し、28年度の完成を予定している。
沿線には南砺市役所統合庁舎が位置し、JR福光駅へのアクセス道路でもあり交通需要が高い。幅員が狭く商店が連坦し、一部歩道も未設置であることから、荒木区間の整備により沿道地域の円滑な交通や安全性の向上を図る。
市道福光吉江線交差点から続く国道304号高宮バイパスは、22年度に供用を開始する。事業延長は1700メートル。