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建通新聞社四国
2022/01/25

【香川】かがわPPP/PFI地域プラットフォーム 民間提案募集

 かがわPPP/PFI地域プラットフォームは、民間活用を検討する高松市の「旧太田コミュニティセンター」や坂出市の「旧市立病院」の跡地利用など2市の6事業について、クローズ型サウンディング調査を実施するため、参加する事業者の募集を開始した。申し込みを2月8日まで受け付ける。高松市は2月15〜17日、坂出市は2月21〜22日と28日に個別にオンライン(Zoom)か対面で面談する。
 対象は高松市が旧太田コミュニティセンター(伏石町2071ノ16)と旧男木コミュニティセンター(男木島134)の跡地利用と、学校給食調理場整備事業の3件。坂出市が白峰パークセンター(高屋町2042ノ255)と香風園(本町1ノ3489ノ2)の有効活用と、旧坂出市立病院(文京町1ノ6ノ43)跡地の利活用の3件。それぞれ事業に対する興味や売却も含めた活用方法、運営の可否などの意見、提案を求める。
 旧太田コミュニティセンターと旧男木コミュニティセンターは、いずれも老朽化で移転新築したことから、売却も含めた活用提案と、売却の場合の金額に対する考えなどを確認する。学校給食調理場整備事業では、老朽した牟礼と庵治の学校給食共同調理場を統合し、新たな調理場の整備を予定していることから、事業への興味、最適な手法についてアドバイスを求める。
 白峰パークセンターは利用者が減少していることから、利益を出す運営方法など公募条件設定の参考となる具体的な提案を希望している。日本庭園と洋風庭園を併設する香風園は立地や施設全体を生かした活用、旧坂出市立病院跡地と連携した提案を期待している。
 旧坂出市立病院跡地は、香風園の駐車場を敷地内に確保し、周辺地域の価値を高める活用方法などの提案を求める。
 同プラットフォームは官民の連携強化でPPP/PFI手法を促進するため、百十四銀行と香川県、高松市、日本政策投資銀行が立ち上げた組織。
 問い合わせ・参加申し込み先は百十四銀行地域創生部 電話087(836)2985。
提供:建通新聞社