建通新聞社(神奈川)
2022/01/25
【神奈川】横浜市 12月末の入札契約手続き運用状況
横浜市財政局は、1月20日に開かれた入札等監視委員会で、入札契約手続きの12月末現在の運用状況を報告した。
それによると全体の平均落札率は91・3%で20年12月末と同じ。工種別では「建築」の平均落札率が93・7%(対前年度12月末比マイナス0・1ポイント)で「管」の93・7%(同プラス0・4ポイント)と並び、「電気」が93・3%(同プラスマイナスゼロ)と続く。最も低いのは「舗装」の89・9%(同プラス0・2ポイント)だった。
低入札価格調査制度対象案件は107件で、このうち6・5%に当たる7件が低入札。20年12月末の15件(11・7%)から改善している。入札参加者数の平均は20年12月の9・4者から若干増加して10・0者だった。
入札方式別の平均落札率を見ると、WTO対象案件5件の平均は88・2%と全体で最も低く、このうち土木工事2件の平均は78・1%だった。一般競争入札(総合評価落札方式)は102件で91・4%、一般競争入札(最低制限価格対象)は1664件で91・3%、指名競争入札は2件96・0%だった。
WTO対象を除いた一般競争入札の落札状況を工種別・ランク別に見る。
平均落札率が最も高いのは「建築A」の95・2%で、「管A」の94・5%、「電気A」の94・1%とAランク工事が続く。
最も低いのは「舗装C」の89・3%で「土木C」の89・4%、「舗装B」「造園B」の89・9%と土木工種が続いた。 提供:建通新聞社