氷見市は、いきいき元気館の3階を改修する子ども発達支援施設整備事業における実施設計の進捗状況を明らかにした。
現時点での概算工事費は、当初見込みから約3700万円増の2億850万円。建築資機材の高騰を受けて事業費の精査を進める。着工は10月を予定し、工期は約8カ月間。
3階の全フロアにあたる719平方メートルを対象に改修。適切な支援が必要な子どもの相談や訓練などの発達支援機能の拠点として整備される。防音設備やマジックミラーを備えた相談室や個別指導室の数を十分備え、静かな環境で訓練ができる環境を整える。
具体的には、相談室3室、個別指導室2室、小集団指導室、感覚統合室、子ども用トイレ・シャワー室、研修室、検査器具等保管庫などが配置される。
同館は中央町地内に立地するRC造3階建ての建物。3階は現在、ホールのほか、大会議室、小会議室などがある。
実施設計は、シオ建築設計事務所(氷見市伊勢大町)が担当。委託期間は3月12日まで。