津野町は新本庁舎の基本設計者選定に向けた公募型プロポーザル手続きを開始した。永野地区のかわうそ自然公園駐車場に新本庁舎を移転新築する。2月7日までに参加申込書の提出を求め、書類審査により5者程度に絞り込んだ後、技術提案書やプレゼンテーション、ヒアリングによる2次審査を3月22日に実施し、29日に結果を通知する。
参加条件は、県外事業者と県内事業者の2者で構成する設計共同企業体で、管理技術者と建築意匠担当主任技術者が2002年度以降、延べ床面積2000平方b以上の国または地方公共団体の庁舎の基本設計か実施設計の実績があることなどを求める。
本庁舎はかわうそ自然公園駐車場の南側敷地約4500平方bに建設。想定規模は鉄筋コンクリート造(一部木造可)3階建て以内延べ約3000平方b。概算事業費は約18億円。
今後は基本設計を4月から9月まで進めた後、実施設計を23年7月に完了させる。建設工事には23年8月に着手し、25年1月の完成を目指す。
現本庁舎は、1984年に建設され老朽化が進んでおり、バリアフリーへの対応が必要となっている。また所在地が土砂災害特別警戒区域に指定されたことにより、新荘川を挟んで反対側のかわうそ自然公園内に移転する。
提供:建通新聞社