県営繕課は、県立特別支援学校5校を対象に老朽化対策を実施する。21年度国補正を活用し、エアコン機器の更新やトイレ改修、LED(発光ダイオード)化を前倒して進める。事業費2億4000万円。
エアコン機器の更新は、鳥取養護学校(鳥取市江津)と倉吉養護学校(倉吉市長坂新町)を対象に取り掛かる。事業費8600万円。また、屋上防水は皆生養護学校(米子市上福原)の改修費に3800万円。
老朽化しているトイレの改修では、米子養護学校(米子市蚊屋)の洋式化に4300万円を充て、建築工事と機械設備工事に分けて施工を進める。
そのほか普通教室などの照明灯は、白兎養護学校(鳥取市伏野)、倉吉養護学校、米子養護学校の3校を対象にLEDに取り換える。改修費7600万円。
同課の説明によると、設計内容はほぼ固まっており、大半を新年度に入って4月〜6月にかけて各環境建築局や建築住宅事務所が発注する。
▼鳥取養護学校、倉吉養護学校=エアコン更新8600万円▼皆生養護学校=屋上防水3800万円▼米子養護学校=トイレ改修4300万円▼白兎養護学校、倉吉養護学校、米子養護学校=教室LED化7600万円
日刊建設工業新聞