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　津幡町議会全員協議会は２０日開かれ、町側は査定中の２０２２年度当初予算案の概要を示した。一般会計は前年度比約２・２％減の１３７億円規模となる見込みで、福祉教育複合施設整備事業費１億５６７０万８０００円や、津幡駅周辺地区都市再生整備計画事業費７５２５万円、住吉公園整備事業費３億２５１６万円などが計上された。
　福祉教育複合施設は、今年度末で閉園するつばた幼稚園をリニューアルして開設する。現在、実施設計に着手している状況で、秋ごろの供用開始を目指す。
　ＩＲいしかわ鉄道津幡駅の東口周辺整備に向けた事業は新年度から本格化する見通しで、住吉公園で２３年春オープン予定の温水プールや園内の改修などの工事も進められる。
　当初予算案は今後、町長裁定を経て２月１７日から２日間の日程で町議会に内示される。
　査定中の予算案に盛り込まれたその他の主要事業は次の通り。
▽潟端第４地区・興津地区ポンプ及び用水管整備　５４６２万円
▽河合谷宿泊体験交流施設整備（施設付帯工事費等）　４８８４万６０００円
▽町道整備（地方創生道整備推進交付金、町道庄３５号線他）　２億４６４万円
▽橋梁長寿命化補修（道路メンテナンス事業、上藤又橋他）　８８０４万円
▽消防庁舎改修　８７４１万５０００円
▽小中学校施設バリアフリー化整備（井上小エレベーター整備・トイレ改修、津幡中体育館トイレ改修）　２６３２万３０００円
▽総合体育館改修　５７００万円