大垣市は、市民病院のエネルギーセンター棟を建設するため、2022年度当初予算に基本設計費を要望している。予算が認められれば、22年度に基本設計を委託する。その後、23年度以降に実施設計、工事を進めていく予定だ。
計画では南頬町地内の病院東側の駐車場を候補地としてエネルギーセンターを建設する。既設のエネルギーセンター棟は第1棟(鉄筋コンクリート造4階建て延べ1689平方b)と、第2棟(鉄筋コンクリート造3階建て延べ629平方b)の2棟で構成されている。新施設の規模は、現在、梓設計中部支社(名古屋市中区)に委託し進めている基本計画の中で最終の詰めを行っている。
エネルギーセンター棟は発電機やボイラーなど電気や空調の熱源機器が設置されており、市民病院へのエネルギーの供給を担っている。
新棟完成後の既設の2棟について、利活用方法は今のところ決まっていない。
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建通新聞社