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建通新聞社
2022/01/20

【大阪】大阪府 西淀川地域知的障がい支援学校 第1四半期にも改修工事を公告

 大阪府は、元府立西淀川高校の校舎を改修し、知的障がい支援学校の新校舎を整備する。2022年度第1四半期にも工事の入札を公告する予定だ。12月議会で承認後、着工するとみられる。22〜23年度に工事を行う予定だ。府の22年度当初予算編成では、22年度の実施設計・工事費などに1億1928万円(23年度の債務負担行為として新校建設工事費33億3426万円)を要求している。
 元西淀川高校から支援学校に用途を変更するため、既存施設を改修、増築する他、スクールバスのプラットフォームなどを整備する。設備改修では、給排水、ガス、空調、消火などの設備を更新する予定だ。
 対象施設は▽校舎棟(鉄筋コンクリート造4階建て延べ1万0946平方b)▽体育館棟(同造3階建て延べ3054平方b)▽プール付属棟(同造平屋138平方b)―の既存校舎の他、▽スクールバス乗降場棟(鉄骨造平屋356平方b)▽屋内渡り廊下棟(同造2階建て延べ157平方b)▽エレベーター棟(同造4階建て延べ45平方b)▽その他付属棟―の増築棟となる。
 20年の住民説明会資料(基本計画)によると、生徒数は250〜300人を想定。
 工事場所は元西淀川高校用地(大阪市西淀川区出来島3ノ3ノ6)。
 同校の改修基本・実施設計は建築を綜企画設計(大阪市中央区)、設備を新日本設備計画(大阪市中央区)が担当。

提供:建通新聞社