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建設新聞社
2022/01/18

【東北・福島】福島駅東口再開発組合が特定業務代行者の募集開始

 福島駅東口地区市街地再開発組合(加藤眞司理事長)は、福島市で進めている福島駅東口地区第1種市街地再開発事業について、17日付けで特定業務代行者の募集を開始した。
 応募登録申込書は、2月1日に公益社団法人・全国市街地再開発協会(東京都千代田区三番町1の5 石油健保ビル2階)内の福島駅東口地区特定業務代行候補者選定審査委員会事務局で持参による提出を受け付け、資格審査結果は同3日にメールで通知する。
 事業提案要領の説明会は2月4日に開催し、事業提案書の提出期限は4月4日までとする。選定結果は5月中旬〜下旬に通知するスケジュール。
 参加形態は単体または建設業者と未処分保留床処分責任者で構成するJV。資格要件は、単体および建設業者の代表が経営事項審査における建築工事一式の総合評点1700点以上であることに加え、全ての建設業者が特定建設業許可を有することなど。
 この事業は、福島駅東口地区の施行区域約2fに建つ既存建物17棟(総延べ約7万5100平方b)を解体し、跡地に宿泊や商業施設機能とイベントホール機能を有する複合棟(S一部RC造地下1階地上12階建て、延べ4万6260平方b)、駐車台数約505台で商業施設機能を持つ駐車場棟(S造7階建て、延べ1万6820平方b)、住戸数108戸の住宅棟(RC造13階建て、延べ9370平方b)を建設するとともに、施工に伴う歩車道の再整備や横断歩道の移設・新設などの公共施設を整備するもの。
 このほか、特定業務代行者は複合棟内に有するオフィス施設(延べ約2940平方b)の未処分保留床について、最終処分責任を負うものとしている。
 事業スケジュールは5月に権利変換計画の認可を受け、6月に解体着手、23年4月に建築着工し、26年3月の完成を予定している。
 なお、基本設計は山下設計、実施設計は山下設計・フォルム建築計画JVが担当で、再開発組合には野村不動産が参加する予定となっている。

 提供:建設新聞社