宇和島市は、「津島やすらぎの里再編整備設計業務」の公募型プロポーザルを公告した。参加申込書の提出期限は2月10日。提案書などの提出期限は3月4日を予定しており、3月中旬のプレゼンテーション・ヒアリングを経て4月に契約を締結する。提案限度価格は9585万4000円(税込み)で履行期限は2023年10月末。
参加要件は、過去10年間に浴室面積1000平方b以上の温浴施設の新築・改築・リニューアルに伴う設計や、延べ床面積1500平方b以上の公共建築物の新築・増築・改築に伴う設計の業務実績など。
対象施設は、温浴施設が鉄骨造で床面積約1500平方b、レストランが木造で床面積約150平方b、特産品販売所が木造で床面積約600平方b、イベント広場(駐車場と兼用)が鉄骨造で約2000平方b、トイレが鉄骨造または木造で床面積約150平方b、管理諸室が木造で約180平方b。
また、解体する既存施設は健康増進施設(1489平方b)、管理施設(986平方b)、研修施設(730平方b)など。
既存施設が供用開始後約18年経過し、地盤沈下や設備の老朽化による不具合に対する抜本的解決が困難である点に加え、新型コロナウイルスの影響による利用者減少により20年11月から温浴施設(温泉、プール、レストラン)を長期休止していたことを受け、再編整備することにした。基本計画策定時の予定工事費は約18億6000万円(税込み)で24年4月の着工、25年10月の完成を見込んでいる。
建設地は津島町高田甲830ノ1他。
提供:建通新聞社