福井県吉野瀬川ダム建設事務所は26日、越前市広瀬町「吉野瀬川ダム建設工事設計業務委託3―19」を開札する。
管理設備詳細設計を行うもので、観測計測設備、放流警報設備、ダム管理用制御処理設備などの詳細設計に加え、監視所、放流設備、取水設備、測水塔各上屋の基本設計も包含。設計額は4518万円に設定。委託期間は280日。
同ダムは水害から地域住民の生命と財産を守るとともに、既得取水の安定化および良好な河川環境の保全などの流量を確保するため、越前市広瀬町に建設。重力式コンクリートダムで、諸元は、堤高58メートル、堤頂長190メートル、堤体積13万7170立方メートル。
設計は建設技術研究所、ダム本体工事は安藤ハザマ・建世・清水組・谷口建設JVがそれぞれ担当している。