大阪府、大阪市、大阪商工会議所で構成する「実証事業推進チーム大阪」は、関西電力が実施するマイクロコミュニティを実現するスマートポールについての実証実験を支援する。2025年日本国際博覧会協会と大阪商工会議所が万博開催の機運醸成と未来社会を見据えたイノベーション創出に向けて実施した、夢洲での実証実験の公募に提案された39件の中から実証実施候補者となった提案の一つ。支援が決まったのは大阪ガス、住友林業、竹中工務店、日本製鉄に続いて5件目となる。
今回の実証実験で関西電力は、太陽光発電によるエネルギー供給・スマートフォンへのワイヤレス充電・防犯カメラ・Wi―Fi・非接触充電ドローンポートなどの機能を搭載した「スマートポール」を用い、これらの性能や耐候性を評価するとともに、ドローンと防犯カメラを連携させた見守り機能の有効性を検証する。
実証実験の期間は6月末ごろまで。
実証実施候補者ではこの他、@大阪市高速電気軌道A大阪大学レーザー科学研究所BセブンセンスCLIFT AIRCRAFT社―の4社の提案についても、推進チームが実証実験の実施に向けて調整を進めている。
提供:建通新聞社