三重交通グループホールディングスとグループ会社の三交不動産は、中村区名駅に建設するオフィスビル「(仮称)第2名古屋三交ビル」について、1月中に新築に着手すると発表した。開業は2024年春を予定。総事業費は約95億円。同ビルは、東海エリアで初めて、CASBEEスマートウェルネスオフィス認証のSランクを取得したとする。
規模は鉄骨造地下1階地上14階建て延べ約2万1000平方b。地下1階を駐車場、地上1階を商業フロア、2〜14階をオフィス賃貸フロアとする。オフィスフロアはワンフロアあたり約300坪で、最大5分割が可能。駐車場は、タワーパーキングを合わせて111台分を確保する。
CASBEEの認証では、名古屋市の総合設計制度を活用して地域コミュニケーションを創出する開放的な空間を形成することや、眺望確保と西日遮蔽を両立した良好な執務環境を整備することなどが評価された。
建設地は中村区名駅3ノ1905他の敷地2744平方b。同地は名古屋駅から徒歩約7分の立地で、既存の名古屋三交ビルの北西側の街区に位置している。
設計・施工は竹中工務店(大阪市中央区)が担当している。
提供:建通新聞社