岐阜市は、老朽化が進む岐阜競輪場を2022年度〜23年度の2年間で改修する。22年度の当初予算に工事費を計上し、順調にいけば4月に初弾工事を公告する見通しだ。その後既存の解体や設備などを順次公告する。
改修は、主に4棟あるスタンドのうち鉄骨造5階建て延べ約6100平方bのバックスタンド1棟を取り壊した後、跡地に鉄骨造2階建て延べ約1800平方bの管理棟を建設する。その他照明設備約80基も更新する。
初弾の工事ではバックスタンド前の電機室や事務所機能を移設す工事を行う。その後バックスタンドを解体し、新管理棟建設や照明設備の設置などを行う。
競輪場は6万1932平方bの敷地に51棟の施設があり、主に鉄骨鉄筋コンクリート造で合計延べ床面積は2万9122平方bとなっている。
所在地は東栄町5ノ16。
実施設計は大建設計(岐阜市)が2月28日の履行期間で担当している。 施設は老朽化が進み、売り上げが伸び悩んでいることから、売り上げ向上に向けた改修などの対策が検討されてきた。
提供:
建通新聞社