尾鷲市は、中部電力尾鷲三田火力発電所の跡地に都市公園「国市浜公園(仮称)」を建設する。2022年3月中旬に都市計画決定・事業認可し、22年度に調査・測量・設計、23年度からの2カ年で野球場や築山の整備工事に着手する。全体が完成する時期は27年度の予定だ。
都市計画決定エリアは9・9f。現野球場(矢浜真砂)が東紀州広域ごみ処理施設の建設地に指定されたため、代替施設として新野球場を公園内に移転する。センター122b、両翼100bの規模で、天然芝仕様。ブルペン2カ所などを設置し、公式戦が開催可能な基準とする。照明設備は設けない。築山は、災害発生時には避難場所として利用することも想定しており、高さは10b(標高14b)。収容人数は1000人。頂上までのは通路は2種類で、徒歩に加え車両通行も可能とする。
この他、25年度に着工する多目的スポーツ芝生広場は、縦120b×横80bの規模で、サッカーの使用が可能な広さを確保し、防球フェンスなどを設置する。26年度に着工するキッズパークは約3600平方bの敷地面積で、大型遊具や健康遊具などを設置する。
「スポーツによる集客交流の推進と親子3世代が憩う公園整備」をテーマに掲げており、社会資本整備総合交付金を活用し整備を進めていく。
提供:
建通新聞社