岡山県備前県民局東備地域事務所は、美作岡山道路未整備区間の光木高架橋橋梁詳細設計に着手しており、これが完了する8月以降、条件が整えば下部工の一部を発注し、工事着手したい考え。
光木高架橋は、赤磐市光木の現在供用開始されている吉井インターチェンジ先の下り出口付近から福岡地内まで延長約320b区間の鋼4径間連続細幅箱桁橋。幅員は全幅9・5b(車道部7・0b)で国道484号の上空15〜20b位置に建設する。
橋梁形式から橋台2基、橋脚3基の下部工と橋梁上部工の構造となり、それぞれの規模はパシフィックコンサルタンツ(東京都千代田区)で進めている詳細設計の中で7月中旬までにまとめる。
工事は用地次第だが、条件が整えば下部工、上部工とも予算に応じて工区分けする考えで、下部工・上部工とも施工期間は複数年度にまたがる見通し。現時点で完成予定は未定だが、他の区間の準備も並行して進める。他の区間では、掘削・盛土区間となる黒沢地区の道路詳細設計を本年度中にも委託する。
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提供:建通新聞社」