胎内市は12日、2021年度優良工事等表彰式を市役所で執り行い、3社6人の卓越した技術力とその努力をたたえた。
冒頭、井畑明彦市長が「優良な成果を納めていただき、公共工事の牽引役として地域のインフラが活力、安全の礎を生む」と大きな期待を寄せた。続いて、受賞者を代表しオノエンタープライズの中山智之取締役社長が「コロナ禍での日常生活を支えるエッセンシャルワーカーとして、技術の向上、誠実な施工に努めていく」と決意を語った。
受賞者は次の通り(会社名、工事名、現場代理人、配置技術者、表彰事由−の順、敬称略)。
▽小野組 樽ケ橋遊園北側工区整備工事A工区建築工事 菅裕之 同
・施設利用者の動線確保など適切な仮設計画で安全対策に配慮、熊や猿の飼育舎を創意工夫
▽旭電工胎内営業所 樽ケ橋遊園北側工区整備工事C工区衛生・空調設備工事 中澤誠一 同
・複数の工事業者の現場で、他業者との調整により円滑に工事を行い、出来形および品質を適正に確保
▽小野組 樽ケ橋遊園北側工区整備工事C工区建築工事 増子裕介 八木敏之
・現場の業者間の工程調整で円滑に工事を実施し、出来栄えが良好
▽オノエンタープライズ 伊勢堀川排水路護岸補修工事 飯沼剛 細野栄
・施工個所の周辺水路の清掃活動や隣接する農道整備で地域に貢献