岐阜羽島衛生施設組合(岐阜市、羽島市、岐南町、笠松町で構成)は、2027年度からの供用開始を目指して整備する次期ごみ処理施設整備・運営事業の実施方針と要求水準書(案)を公表した。事業方式はDBO方式を採用する。4月初旬にDBOの要件を公告し、参加資格審査などを経て9月下旬に事業提案書を受け付ける。12月下旬に事業者を決め、2023年2月下旬に仮契約、同3月下旬に事業契約を結ぶ予定だ。
事業者は建設業者として複合施設の設計・建設業務を担う。さらに特別目的会社を設立し、運営事業者として20年間にわたって複合施設の運営・維持管理業務を行う。
事業期間は、設計・建設業務が23年3月下旬から27年3月31日、運営・維持管理が27年4月1日から47年3月31日。
整備する主な施設は、工場棟、管理棟、計量棟、スラグストックヤード棟、洗車場、構内道路、門扉、囲障、駐車場、植栽など。また関連施設として地域貢献施設や多目的広場。
施設規模は日量130d。
処理対象物は、一般ごみ、可燃性粗大ごみの破砕ごみ、し尿処理汚泥、災害廃棄物。
整備地は羽島市福寿町平方地区の敷地約3万1500平方b。
選定のアドバイザリー業務は八千代エンジニヤリング岐阜事務所(大垣市)が担当している。
提供:
建通新聞社