総合資格学院(岸隆司代表取締役)富山校の合格祝賀会が10日、富山市のANAクラウンプラザホテル富山で開かれた。今年度の一級・二級建築士試験合格者のほか、講師や来賓ら約40人が参加し、合格した受講生の努力をたたえた。
祝賀会では主催者を代表し、富山校の野村昌弘学校長があいさつに立ち、「コロナ禍で制限が多い中、苦難を乗り越え、合格を勝ち取られたことに敬意を表したい。合格したこれからが本当のスタート。これから様々な苦労もあると思うが、取得した資格と努力し合格を勝ち取った経験を活かし頑張って頂きたい」と述べた上で、「今年度の一級建築士の合格実績は、富山県内の合格者22人中15人が当学院受講生で、占有率68・2%、学科と設計製図を1年で取得するストレート合格者占有率も62・5%を占めた。二級建築士の合格実績は、県内の合格者56人中34人が当学院受講生で、占有率60・7%、ストレート合格者占有率は70・2%を占めた。これもひとえに受講生の頑張りと講師の熱い指導、各企業の資格取得に対する支援のおかげ」と話した。講師代表の川本聖一氏も祝辞を述べた。
続いて、野村学校長が、合格者代表の大楠安紀氏(一級建築士)に修了証と記念品を授与。大楠氏が代表してあいさつした。富山県建築士会青年委員会の伏間崇太郎氏が来賓祝辞を述べるとともに、建築士会への入会案内を説明した。
その後、講師の長田静穂氏の音頭で乾杯。合格者は喜びを分かち合うとともに、講師や仲間と歓談し、苦労話などに花を咲かせた。講師の吉村正一郎氏の三本締めで閉会となった。なお、開催に当たっては、新型コロナ感染症への万全の対策を講じて実施した。