建設新聞社
2022/01/11
【東北・福島】WTO対象工事は15件/福島地方環境事務所の22年度発注見通し
環境省福島地方環境事務所は7日、2022年度の発注見通し78件(工事31件、業務47件)を公表した。
WTO対象の工事は、特定復興再生拠点区域建物解体・除染や仮置場復旧を中心に15件の発注を予定している。このうち、発注規模が50億円を超える工事(概要ほか)は、浪江町特定復興再生拠点区域被災建物等解体撤去等および除染等工事その6(解体150件、除染60件、工期11カ月)、飯舘村仮置場復旧等工事(工作物撤去15カ所、工作物撤去および原状回復39カ所ほか、工期35カ月)、クリーンセンターふたば埋立処分等工事(工期22カ月)の3件で、いずれも入札予定時期を22年度第1四半期としている。
このほか、WTO以外も含む発注規模別では、30億円以上50億円未満が5件、15億円以上30億円未満が1件、6億9000万円以上15億円未満が6件、3億円以上6億9000万円未満が10件、2億円以上3億円未満が1件、1億円以上2億円未満が5件となっている。。
一方、業務は一般競争44件、随意契約3件で、主な内容は対策地域内廃棄物の処分や監督支援、仮置場維持管理など。
また同日、21年度業務発注見通し(第5次)として、飯舘村長泥地区環境再生事業設計等業務、飯舘村長泥地区環境再生事業環境調査業務の2件を公表した。
提供:建設新聞社